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祈り、うたい、描き、詩に絵を添えて、絵に詩を添えて、俊明がたりは湧き出でる泉です。
絵描きであり詩人である渡辺俊明さんの作品を、ワンフレーズづつ、額装・軸装に仕立てての、個展発表です。

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昭和12年 静岡県新居町に生まれる
昭和21年 小学四年生に画家になることへの夢ふくらむ
少年期から青年期にかけてこの夢はかわることなく独学で絵を描き続ける
昭和47年 浜松芸術祭典芸術大賞受賞(美術館買上げ)
昭和55年 文部省買上げ(国立奈良青少年の森収蔵)
漂泊の俳人、種田山頭火師の句を題材に百句を木版画にする。これを境に、中央美術への活動をやめ、民衆の暮らしの中に目を向け歩き始める。自ら「画工人」と呼ぶ
昭和60年 大阪・うめだ阪急美術画廊個展(平成12年まで)
昭和61年 名古屋・三越個展(平成12年まで)
平成元年 福岡・大丸美術画廊個展
平成元年 渋谷・東急本店個展(平成9年まで)
平成5年 メルボルン個展(於イースト&ウエストアートギャラリー)
平成5年 銀座・鳩居堂画廊にて手づくり絵草子本展
平成9年 パリ個展
(於メイソンマンサール
ギャラリー)
平成11年 ハワイホノルル個展
(於 日本文化会館)
平成12年 島根・今井美術館開館5周年記念 渡辺俊明自選展

[出版物]
『小さな赤いてぶくろ』(ひくまの出版)
『風のいろ・土のこえ』(画虫居出版)
『こころの手紙』『今を歩く』(中央法規出版)
『絵草子般若心経』(風の碑社)
『ご縁あって』「ご縁をあるく』(春陽堂書店出版)


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詩集から

「神さまのことを考えて ほとけさんのこと思って
自分のこと 絵のこと いのちあることを おもってみる」

「ふりかえってみると ぼくは 社会人としての部分をおき忘れてきたようだ
絵のことばかりかんがえてきたから これからも絵のことばかり思って
暮らしていくだろう」

「生かされていることのすごさ 一日いちにちこうして
いかされてあることのアリガタさウレシサ」

「生活から遊離してしまうた美術はひとに肌のぬくもりを忘れさせている。
暮らしを離れた美の在りかたなど考えられないし、
また美術の倫理性だけで美が充分解けるとは思われない。
生活そのものがうつくしくならずして、
見ること 創ることの美が求められようか……」

「物の在ることがうるさくなった 物が悪いのではない 持つ私の姿勢が悪いのだ」

「ほとけがたより 自分のきもちをかたるのも
字書くのも 絵かくのも 板彫るのも 石うつのも みんな私の念仏
下手のまま 貧しいまま 自分のおもうまま うまれてくるまま
はげしく やさしく ふつうのまま
これがわたしのすがたです ね ほとけさん」

「天地いっぱいに歩く」

「ひかりふる日 こころの中に 花が咲いた」

「野の花を 天地にわびて 一輪いただく」

「はつなつの夜の星と 十字形をした白いどくだみの花」

「光はいい匂いです 風はよい彩です」

「また生まれかえれることができたら なにもできなくてよい
ばかでよい 詩のわかる魂と 絵のかける手をください」

俊明がたり

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〒693-0001 島根県出雲市今市町678
電話:0853-22-3188