HOME > 2005年ここから > 表具師 小野光彦の軸装展

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春夏秋冬・四季の日本画、墨蹟の名作品を小野光彦氏の表具により発表いたします。

良い表具とは、表具の技術が良いことはもとより、描かれた作品のこころを生かしたものでなければなりません 。

小野光彦氏の目で厳選された作品と本命の表装をご覧くださいませ。


ご挨拶・・・・・・・・・・・・・・・・・

私が20歳代の頃に家業を継いで、早や30年過ぎました。その間、社会は急変いたしましたが、日本文化も大きく様変わりいたしました。もっと細かく、掛軸の表装という事について申し上げれば、改悪されたとしかいい様のない状態であります。

それは、表具師の極端な勉強不足と、注文者の知識の不足という、2台の欠陥車が衝突事故を起こしてしまったようなものであります。これは表装美術のみに限らず、わが国のすべての美術において申せます。

私も現在57歳で、表具師人生もようやって後5、6年。今まで、こうあるべしと願っていた表装本来の姿を皆々様にご覧いただけたらと発表いたしました。

本紙につきましては、永年かけて貯めてきた、取って置きのものでございます。ご高覧いただきますれば幸いに存じます。

また、このような機会をご提供くださいました高瀬川様には心より御礼申し上げます。

小野光彦
西宮市・福壽堂表具店
(明治7年金沢にて創業)
昭和45年三代目の家業を継ぐ

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金島桂華「わらび」


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大徳寺510世義山「夢」

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菅楯彦「花見」

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