HOME > 2005年ここから > 日本のくらしと草花染め 小田中久良子展

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ご挨拶

昔から染められている植物染料に取り組んで、数十年(40年)経ちました。
花、草、木、を煮出して布に染めると、それぞれ違う植物の命が甦って、美しく、やさしく、私たちを和やかにしてくれます。そんな花、草、木、の色に魅せられて染めた作品です。
ご高覧頂けましたら幸いでございます。

赤穂市 小田中久良子


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1934年 東京に生れる
1954~
1958年 染色家・木村康三氏に師事
1955年 モダンアート展入選
1958年 創造美術展入選
1980年 新匠工芸展入選
1989年 山川紫(薩摩芋)の染色技法の特許取得
1990年 タコの染色研究学会発表
1956~
2004年 岡山就実短期大学教授
植物染料、草木の色・技法研究
1968~
1981年 岡山大学・工芸実習染色非常勤講師
現在、赤穂市内公民館を中心に草木染めの指導と普及にあたる。さらに、赤穂の特産として蓼(たで)による染色品「蓼州染め」、赤穂の夕日の美しさを表した「茜染め」などの開発と指導も行っている。



個展によせて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

昨年12月の初めでした。勤め帰りふと高瀬川ギャラリーに立ち寄りました。

「新春を寿ぐ室礼展」開催中でその中に「祝い壷」と題した型絵染めが仮額に入り、作者の署名も落款もありませんでしたが、壷の姿の優しさ、淡い配色と松竹梅の枝の配置がとても爽やかで、つい作品に取り付かれてしまいました。他の作品に目もくれず予約しました。後に作者が赤穂在住の小田中久良子先生と知りました。

先生は大学教授を退官され、これからは自由な立場で作品作りをなさると伺いました。

その作品は、優しい人柄が全体を覆い、素材、色彩、図柄に対する鋭い追究が見る者に感動を与え、独自の技法に目を見張るものがあります。

なお先生は一畑薬師飯塚大幸管長の義母にあたられ、ご縁深い出雲で初めての個展開催となりました。

お知り合いにもお声を掛けて頂き沢山の方々に作品に触れて頂きたいと思います。

(株)エブリプラン総括顧問 若槻俊二

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タペストリー(ろうけつ染め)「ブンメラン」

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型絵染額「祝つぼ」

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のれん「エジプトの壺」

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クッション「椿」

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