HOME > 2006年ここから > 道明の組紐展

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遥かいにしえの縄文土器の縄模様や、
埴輪の人物像の衣装に組紐の痕跡を見出すことが出来ます。

学校の教科書でおなじみの、
奈良時代の聖徳太子像にも立派な太刀飾り紐が描かれています。
「結ぶ」という必要から生れた「紐」は
時代とともに美しい工芸品に発達して来ました。
神事式典の飾り道具であったり、経典のくくり紐であったり、
鎧兜の結び紐であったり、現在はまぼろしとなっているような「紐」が
正倉院や神社仏閣に多く残されております。

古い「紐」の復元や研究をされている有職組紐司・道明の作品発表を出雲に迎えます。
美しい色彩で組まれた古典の文様が帯締めに応用されています。ネクタイや携帯ストラップなど現代の暮らしにマッチした作品も並びます。

会期中、「くみひもにふれてみましょう」の体験コーナーを設けます。
お楽しみくださいませ。

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奈良組 銘 恭仁京(くにきょう)

恭仁は聖武天皇が一時都をおいた地名です。
天平のおおらかで重厚な趣を 奈良組の段染めであらわした帯締めです。

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御岳組 銘 糸竹(いとたけ)

糸竹とは箏・琵琶などの弦楽器と笙・笛などの管楽器をいいます。
徒然草に「詩歌に巧みに、糸竹に妙なるは、幽玄の道」と記されています。そのやさしい優雅さを帯締めにいたしました。

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